シガーボックス 端返し・持ち替え・各種中回転
Cigar box Turn end, grip change, center spin
「端返し」は「中抜き」よりは簡単な技ですが、技のレパートリーを増やすためにマスターをしておきましょう。
このページではその応用の「持ち替え」、そして、中央の箱を回転させる技を各種紹介します。
"Turn end" is an easier trick than "take out", so it's a good trick to master in order to increase your repertoire.
On this page, we will introduce "grip change", an advance of "turn end", and various techniques for spinning the center box.
このページで出てくる技 The tricks mentioned on this page
端返し/Turn end ★
持ち替え/Grip Change ★
センタースピン/Center spin ★
中裏返し/Center reverce ★
センターターン/Center turn ★
全裏返し/All reverce ★
■ 端返し
本来であればシガーボックスの教本の最初に書かれる技です。
このページに最初に来た人は「中抜き」の項目の「フォームと持ち方」の項目だけは見ておいてください。
見て出来たらそれで良しとしていいと思いますが、少しだけ応用がありますので「解説動画」を見てみてください。
■解説動画 Explainer video
手に持った箱を180度回転させてもう一度はさむ技です。
ホームポジション

膝は軽く曲げてスタート

膝を伸ばしながら
片手を180度回転させます



これではさんでおわり。

イメージ的には「真ん中の箱が落ちる前に片手を180度反転させる」という感じで、正直深く考えなくてもできるとは思いますが、膝を使って真ん中の箱が浮く時間を長くしましょう。
応用技として、左右両方を同時にひっくり返したり、
片手を180度回転させた後、それを元に戻しながらもう片方を180度回転させる、などの技もあります。
■ 持ち替え
「端返し」の応用。端返しと同じ動作を手を離して行うという感じの技です。
■解説動画 Explainer video
単独で行うことはあまりなくて、端返しと組み合わせて行います。端返しで180度回転させた箱を下から持っているとき、
そのまま箱を回転させるのではなく、手を離して上から持つという技です。
もちろん上から下に持ち替えてもいいのですが、とりあえず今回は下から上の持ち替えの紹介です。
端返しをした状態

膝を曲げて……

膝を伸ばし始めたときに
片手を離します。


そのまま上からつかみます



「端返し」よりは膝の曲げを意識した方がいいと思います
・端返し右→端返し左→両手を同時に持ち替え
などの応用技もあります。
■ 中回転系
中央の箱を回転させる技を3種類と、その応用である「全裏返し」をご紹介します。
中央の箱を回転させる技は体と平行に回転させる回し方と、自分から見て向こう側に回す回転と、地面と平行にする回転があります。
呼ばれ方は色々あるのですが、このページでは体と平行回転を「スピン」、自分から見て向こう側に回す回転を「裏返し」または「リバース」、地面と平行に回す回転を「ターン」と呼びます。
■解説動画 Explainer video
三種類の技を紹介しますが、ほぼほぼ全部同じやり方です。
ただ、回転させる方向が違うだけです。
■ センタースピン
ホームポジション

膝は軽く曲げて

左右の手をあげて回転させます。
この時左右の腕の高さを
変えることで回します。


左右の箱から
真ん中の箱を離します



そして、はさみます


膝も少し曲げてスタートしますが、基本的には腕の動きだけを使ってスピンさせる技です。
「投げる」のではなく、「回す」ようにしましょう。
ポイントとしては、
「キャッチする位置でちゃんと地面と平行になるように
回転させる」ということです。
シガーボックスを使わずに手のひらで挟む感じで回転させて感覚をつかむのがいいでしょう。
■ 中裏返し
ホームポジション

膝は軽く曲げて

左右の手を向こう側に
送るように回して
真ん中の箱を回転させます。


半回転のタイミングで
はさみます。



そして、はさみます

この技は、高く適当にやっても挟めてしまう可能性が高い技ですが、練習のために回転は半回転と決めておきましょう
■ センターターン
ホームポジション

膝は軽く曲げて

どちらかの手を前に、
もう一方の手を後ろに
平行に動かして回転させます


しっかり箱の
回転を見ましょう。


そして、まっすぐに
なったところではさみます


他の二つの中央回転系の技に比べて
キャッチのタイミングが少し難しいかもしれません。
何回も練習して慣れましょう。
■ 全裏返し
中裏返しと同じような動きをしながら
両手を離すと「全裏返し」になります。
そこまで派手な技ではないですが覚えておきましょう
ホームポジション

膝は軽く曲げて

奥に箱を回転させながら
両手を離します。


しっかり箱の
回転を見ましょう。
全部そろえて回すところが
ポイントです


正面を向いたところで
キャッチします。


いつでもキャッチできる技ではあるのですが、
綺麗に見せるためにはちゃんと
正面を向いたときにキャッチすることです。
(そうしないと技が決まったと思われませんからね)